2010年12月17日金曜日

2759「戯言(ざれごと)」



地域格差…?
「キラキラ」でビビる大木が話していた。

テレビ番組は、日本中で同じように放送されているものと、
関東地区に住んでいる人達は思うらしい。ネットワークの
複雑な事情など知らないのだから当然だ。
地域によっては、“正午”ではなく、思いもかけない時間に
「笑っていいとも」が始まったりすることがある。
逆に、その地域の人が東京に来て正午に放送が始まったら
びっくりするのだろう。

 

NNN系列がない地方では「24時間テレビ」はフジテレビ系列の
27時間テレビ」のパクリだと思う人がいるという。逆なのに。
たとえば沖縄では「24時間テレビ」は“部分的”な放送なので
なぜ、タレントが苦しい表情で走っているのかが分からないまま
始まり、そして終了するのだそうな。

地方にいると、美術や映画をはじめ、いわゆる“文化”の香りに
触れる機会が減る、ということか。
いや、テレビが文化だとは誰も言っていないが。

いやはや、まったく
前を行く若いお嬢さんが羽織っているブルゾンに
Just kiss me, baby”の文字があった。
まあまあまあ、これぐらいならね。
意味を知ってか知らずか“F○○k Me”と刺繍された
Tシャツを着ているのを見かけとこともあるから。

数十年前のことだが、フジテレビの局内で黒い靴下に
真っ赤なハイヒールを履いて得意そうに歩き回っている
女性社員を見かけた。
もう少しで「やめたほうがいいよ」と言おうとしたが、
かろうじて思いとどまった。

欧米人なら片方の眉を上げるかもしれないが、周りには
日本人しかいないんだし…。

日露戦争始まる
「坂の上の雲」再開第3話を見た。
うーん、ちと厳しいのではないか。
前回の「子規、逝く」までは、好古・実之の秋山兄弟と子規、
伊予・松山に生まれ育った3人の若者と、実之に想いを寄せる
子規の妹・律のいじらしさという、感情に訴える“物語”が
あったが、今回からは、日露戦争への流れしかない。


乃木希典の家を訪れて酔いつぶれる児玉源太郎、ロシア軍の
演習に招待された好古とコサック騎兵の交流、ニコライ皇帝の
細やかな家族愛など、小さなエピソードを“むりやり”からめて
作っているが、“パッチワーク”の印象は否めない。

対露開戦前後のいきさつについては、日本側からの観点でしか
描けないだろう。しかし、子規が逝き、主人公が軍人だけに
なったからと言って、戦争の美化につながらないことを願う。

“純水”ということ?
南極の昭和基地では一カ月に一度浴槽の水を入れ替える。
しかし、そのままではボイラーが動かない。なぜか。
水がきれいすぎるのだ。
不純物が何もないので機械が水と認識しないのだという。
塩を一つまみ入れたりすると動き出すのだそうだ。

めったに見ないが「爆笑問題のニッポンの教養」は面白い。

CM三題
AUBEのコマーシャルで“チークナビ”を見た。
ほほ紅を塗る位置が簡単に分かる定規のようなものだ。
鏡を見ただけでは分からない“らしい”ことに驚く。 

どっちにしても、江角マキのほほ紅は似合わんなあ。

  

TOSTEM・インプラスのCM
カルテをチェックする堤医師に向かって看護師の満島が言う。
「先生と私、ほかに何があるんですか、この診察室に?」
…どぎまぎする堤真一。

満島ひかるみたいな女性に真正面から見つめられて、こんな
セリフを言われた日にゃあ…ねえ。
いや、似たような経験があるとか言ってるわけじゃなくて。


ゆうちょ銀行のCMは家族を構成する豪華な俳優陣による
最近はやりの“シリーズ”ものだ。
今は、クリスマス・ムードの街を行く“主人公・佐藤健と
恋人・長沢まさみ篇”が流れている。
役者だから当然…なのかもしれないが、この二人に雰囲気が
バカにいい。いい感じだ。なんか、におう。


どちらも硬い硬い
朝6時半、「めざまし」と「やじうま」が“節目”を迎える。
大塚・生野と依田・大木、メインの二人が並んで挨拶をする。
コンビが変わってから2ヶ月半が過ぎたというのに、いまだに
表情が硬いこと。

 

生野陽子の硬さは、この場に立った八木亜希子、小島奈津子、
高島彩…実績を残した先輩のあとを継いだプレッシャーから
来るものだろう。
少しは時間がかかると思ったが、ここまでとは。

気象予報士の依田司をメイン司会に起用したのはなぜだろう?
見た目の清潔感はあるが、“しゃべり”のプロではない。
専門の天気のことを話すときは“明快”だったかもしれないが、
いまは、自分の思いを口にすることができていない。
こちらは生野よりかなり重症だと見る。

命の重さ
原爆のきのこ雲やWTC倒壊の映像は嫌というほど見た。
その場で数え切れないほどの命が失われたことを知っていても
“現実感”はあまりない。
しかし、南ベトナム軍の将校が路上でベトコンの頭をピストルで
撃ち抜いた映像やウィキリークスが暴露したヘリコプターからの
銃撃シーンを見ると、自分が撃たれたような“痛み”を感じる。

冬季オリンピックでリュージュの練習中にコース外に飛び出し
ポールに激突したグルジア代表選手の死も痛ましいものだった。
事故当時、世界中のテレビがこの映像を繰り返し流した。
それぞれに“処理”をしたうえだったはずだが、カナダのCTVには
視聴者から多数のクレームがあった。精神的に“苦痛”を感じたし、
死者や遺族へのリスペクトが足りないとして。

カナダの放送倫理委員会は「問題はなかった」との判断をくだした。
「距離も十分だったし、ポールに激突したあとの選手の状態についても
ひどさを誇張する意図はなかった」

CTVのニューズルーム部内でも議論はあったらしいが。

ま、いいか
松井秀樹がオークランド・アスレチックスに入団した。
晴れやかな表情が本当に納得していることを語っている。
けがを抱えているし、年齢を考えたら“1年契約”は仕方がない。


歩くとき、足を引きずっているようにも見えて心配は残る。
“だまし、だまし”になるのだろうが、来シーズン、スタートを
うまく切ってくれることを祈る。

このグリーンは、赤よりはるかに“まし”なことは確かだ。


“全く自信がありませんが”ととのいました。


菅政権とかけまして
2時間ドラマとときます
その心は…

崖っぷち


海老蔵報道とかけまして
ラーメンライスとときます
その心は…

お腹一杯です


今週のなぞかけとかけまして
心理学の教授とときます
その心は…

途中で心が読めます

今週はあまりうまくととのわなかったとかけまして
禁煙中とときます
その心は…

スイマセン

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